OLDBOY
洋画2003年サスペンス2000年代韓国

オールド・ボーイ

強い描写を含む作品なので、無条件には勧められません。ただ構造の強度は突出しています。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督
パク・チャヌク
原作
土屋ガロン、嶺岸信明(日本の漫画)
出演
チェ・ミンシク、ユ・ジテ、カン・ヘジョン
製作国
韓国
上映時間
120分
日本公開
2004年11月

あらすじ(ネタバレなし)

酔って警察の世話になった男オ・デスは、その帰り道で姿を消します。目覚めたのは窓のない部屋。理由も相手も分からないまま、彼はそこで15年を過ごします。

ある日、突然解放されたデスは、自分を閉じ込めた相手を探し始めます。相手はすぐに姿を現し、こう告げます。「なぜ閉じ込めたかではなく、なぜ解放したかを考えろ」。

ここが見どころ

廊下の長回し

横から捉えた狭い廊下で、多人数との乱闘を切らずに撮った数分。格好よさではなく疲労を描いた戦闘で、以降広く模倣されました。

問いの立て方

「なぜ閉じ込めたか」ではなく「なぜ解放したか」。この一言で物語の性質が変わります。

この映画について:15年監禁された男が、なぜ閉じ込められたのかを探す。

復讐劇として始まり、途中で完全に別の話になります。復讐が果たされることが、救いにならないという構造は非常に強い。

映像も音楽も様式的で、パク・チャヌク監督の趣味が全面に出ています。好き嫌いは分かれますが、統一感はあります。

難点ははっきりしていて、暴力と、終盤に明かされる内容が非常に強いことです。気軽に人に勧められる作品ではありません。そこを承知のうえでなら、構造の完成度は保証します。

この作品の良さ

  • 復讐の達成が救いにならない構造
  • 廊下の長回し
  • 様式的な映像と音楽の統一感

当サイトの評価

4.6/5.0

15年監禁された男が、なぜ閉じ込められたのかを探す。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本4.7
映像美4.8
音楽4.6
演技4.8
余韻4.8

世間ではどう評価されているか

カンヌ
グランプリ 2004年
IMDb
8.3 /10
原作
日本の漫画 『ルーズ戦記 オールドボーイ』

2004年のカンヌ国際映画祭でグランプリを受賞しました。原作は日本の漫画で、映画版は設定を借りつつ物語をほぼ独自に構築しています。韓国映画が国際的に注目される流れを作った一本です。

こんな人におすすめ

  • 強い描写に耐えられる人
  • 構造の強い作品が好きな人
  • 韓国映画を追いたい人

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