

室町無頼
物語より、アクションの物量で殴ってくる作品です。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 監督・脚本
- 入江悠
- 原作
- 垣根涼介『室町無頼』
- 出演
- 大泉洋、長尾謙杜、松本若菜、堤真一
- 製作国
- 日本
- 公開
- 2025年
- 時代設定
- 室町時代・応仁の乱の直前
あらすじ(ネタバレなし)
15世紀の京都。飢饉と疫病で人が死に、幕府は機能していません。都には食い詰めた民が溢れていました。
無頼の徒である蓮田兵衛は、そんな状況を眺めながら生きています。彼のもとに、才蔵という若者が転がり込みました。
兵衛は才蔵に棒術を叩き込みます。そして彼は、数万の民を集めた蜂起を計画していました。
ここが見どころ
棒術の長回し
修行と戦闘の場面が、切らずに撮られています。俳優が実際に動いていることが分かる撮り方です。
室町という時代設定
時代劇の多くは江戸か戦国です。室町の京都を舞台にした作品は珍しい。
大泉洋の役どころ
コメディの印象が強い俳優が、飄々としながら暴力的な人物を演じています。
この映画について:応仁の乱の前夜、飢えた民が立ち上がる。
室町時代の京都という、日本映画では珍しい舞台です。飢饉と無秩序の描写に力が入っており、時代の空気が伝わります。
見どころは棒術です。長回しで撮られた戦闘場面は、俳優の身体が実際に動いていることが分かる作りになっています。ここに賭けた作品でしょう。
一方、物語の整理には課題があります。蜂起に至る経緯や人物の動機が、説明不足のまま進む箇所が目立ちます。
アクションを目当てにするなら十分に楽しめます。時代劇として物語を求めると、物足りなさが残るという作品です。
この作品の良さ
- 棒術の長回しによる戦闘場面
- 室町時代の京都という舞台
- 飢饉と無秩序の描写
- 大泉洋の意外な役どころ
当サイトの評価
応仁の乱の前夜、飢えた民が立ち上がる。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 3.9 |
| 映像美 | 4.1 |
| 音楽 | 3.9 |
| 演技 | 4.1 |
| 余韻 | 4.0 |
世間ではどう評価されているか
- 原作
- 垣根涼介 の小説
- 時代設定
- 室町 時代
- 公開
- 2025 年
数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。
垣根涼介の小説を原作とし、室町時代の京都を舞台にした時代劇です。
アクションへの評価が高い一方、物語の説明不足が指摘されています。
こんな人におすすめ
- 時代劇のアクションが好きな人
- 室町時代に関心がある人
- 長回しの殺陣を観たい人
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