ムーンライズ・キングダムMOONRISE KINGDOM
洋画2012年恋愛2010年代ウェス・アンダーソン

ムーンライズ・キングダム

ウェス・アンダーソン作品の入口として最適です。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督・脚本
ウェス・アンダーソン
音楽
アレクサンドル・デスプラ
出演
ジャレッド・ギルマン、カーラ・ヘイワード、ブルース・ウィリス、エドワード・ノートン
製作国
アメリカ
上映時間
94分
公開
2013年2月(日本)

あらすじ(ネタバレなし)

1965年、ニューイングランド沖のニューペンザンス島。カーキスカウトのキャンプから、12歳のサムが姿を消します。

同じ日、島に住む12歳のスージーも家を出ます。二人は1年間の文通の末、一緒に逃げる計画を立てていました。

サムのカーキスカウト隊、スージーの両親、島にただ一人の警官が、二人を探し始めます。そして島には、大型の嵐が接近していました。

ここが見どころ

画面設計

完全な左右対称、水平移動のカメラ、限定された色。ウェス・アンダーソンの様式が最も整った形で出ています。

ブリテンの音楽

ベンジャミン・ブリテンの児童向け作品が全編で使われます。子どもと音楽の関係が主題と重なります。

手紙のやりとり

二人の文通を読み上げる場面。12歳が背伸びして書いた文章の質感が正確です。

この映画について:12歳の二人が、島から駆け落ちする。

子どもたちは徹底して真面目で、大人のほうが情けない。この上下関係の逆転が、この作品の可笑しさの源です。

様式が強すぎて中身が薄いという批判は、この監督につきまといます。ただ本作は、二人の切実さがきちんと伝わってきます。

難点は、様式が受け付けない人には最後まで無理なことです。

この作品の良さ

  • 画面設計の完成度
  • 子どもと大人の逆転
  • 94分という締まり

当サイトの評価

4.2/5.0

12歳の二人が、島から駆け落ちする。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本4.2
映像美4.8
音楽4.6
演技4.2
余韻4.3

世間ではどう評価されているか

アカデミー賞
ノミネート 脚本賞
カンヌ
オープニング作品 2012年
IMDb
7.8 /10

第85回アカデミー賞で脚本賞にノミネートされました。

2012年のカンヌ国際映画祭のオープニング作品として上映されています。

こんな人におすすめ

  • ウェス・アンダーソン作品に入りたい人
  • 画面の美しさを求める人
  • 短くまとまった映画が好きな人

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