ムーンライズ・キングダムMOONRISE KINGDOM
ムーンライズ・キングダム
ウェス・アンダーソン作品の入口として最適です。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 監督・脚本
- ウェス・アンダーソン
- 音楽
- アレクサンドル・デスプラ
- 出演
- ジャレッド・ギルマン、カーラ・ヘイワード、ブルース・ウィリス、エドワード・ノートン
- 製作国
- アメリカ
- 上映時間
- 94分
- 公開
- 2013年2月(日本)
あらすじ(ネタバレなし)
1965年、ニューイングランド沖のニューペンザンス島。カーキスカウトのキャンプから、12歳のサムが姿を消します。
同じ日、島に住む12歳のスージーも家を出ます。二人は1年間の文通の末、一緒に逃げる計画を立てていました。
サムのカーキスカウト隊、スージーの両親、島にただ一人の警官が、二人を探し始めます。そして島には、大型の嵐が接近していました。
ここが見どころ
画面設計
完全な左右対称、水平移動のカメラ、限定された色。ウェス・アンダーソンの様式が最も整った形で出ています。
ブリテンの音楽
ベンジャミン・ブリテンの児童向け作品が全編で使われます。子どもと音楽の関係が主題と重なります。
手紙のやりとり
二人の文通を読み上げる場面。12歳が背伸びして書いた文章の質感が正確です。
この映画について:12歳の二人が、島から駆け落ちする。
子どもたちは徹底して真面目で、大人のほうが情けない。この上下関係の逆転が、この作品の可笑しさの源です。
様式が強すぎて中身が薄いという批判は、この監督につきまといます。ただ本作は、二人の切実さがきちんと伝わってきます。
難点は、様式が受け付けない人には最後まで無理なことです。
この作品の良さ
- 画面設計の完成度
- 子どもと大人の逆転
- 94分という締まり
当サイトの評価
4.2/5.0
12歳の二人が、島から駆け落ちする。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 4.2 |
| 映像美 | 4.8 |
| 音楽 | 4.6 |
| 演技 | 4.2 |
| 余韻 | 4.3 |
世間ではどう評価されているか
- アカデミー賞
- ノミネート 脚本賞
- カンヌ
- オープニング作品 2012年
- IMDb
- 7.8 /10
第85回アカデミー賞で脚本賞にノミネートされました。
2012年のカンヌ国際映画祭のオープニング作品として上映されています。
こんな人におすすめ
- ウェス・アンダーソン作品に入りたい人
- 画面の美しさを求める人
- 短くまとまった映画が好きな人
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