ミッキー17MICKEY 17
洋画2025年SF2020年代ポン・ジュノ

ミッキー17

面白いですが、前作ほどの切れ味はありません。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督・脚本
ポン・ジュノ
原作
エドワード・アシュトン
出演
ロバート・パティンソン、ナオミ・アッキー、マーク・ラファロ、トニ・コレット
製作国
アメリカ・韓国
上映時間
137分
公開
2025年3月(日本)

あらすじ(ネタバレなし)

借金取りから逃れるため、ミッキー・バーンズは植民惑星への移住船に乗り込みます。契約したのは「エクスペンダブル」という職種でした。

危険な任務で死ぬたびに、彼の身体は再生装置で印刷し直されます。記憶もバックアップから復元されます。これで17回目です。

ある任務で死んだと判断され、18人目が印刷されます。しかし17人目は生きて帰ってきました。同時に二人存在することは、規則で禁じられています。

ここが見どころ

ロバート・パティンソンの二役

同じ人物のはずが性格が違う。その差の作り方が面白い。

印刷される身体

プリンターから人が出てくる映像。使い捨て労働の比喩を、そのまま画にしています。

現地生物クリーパー

気味の悪い外見と、予想外の性質。ポン・ジュノらしい造形です。

この映画について:死ぬたびに印刷し直される「使い捨て労働者」。

労働の使い捨てという主題は明快ですが、後半で植民地主義や指導者への風刺が加わり、焦点がやや散ります。

マーク・ラファロ演じる指導者の造形は、現実の政治家を明らかに念頭に置いています。直接的すぎるという批判もあります。

難点はその点と、137分の中盤が冗長なことです。

この作品の良さ

  • ロバート・パティンソンの二役
  • 使い捨て労働という主題
  • 現地生物の造形

当サイトの評価

3.9/5.0

死ぬたびに印刷し直される「使い捨て労働者」。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本3.8
映像美4.5
音楽4.3
演技4.4
余韻3.9

世間ではどう評価されているか

原作
エドワード・アシュトン SF小説
IMDb
6.9 /10
監督
ポン・ジュノ 『パラサイト』以来の長編

『パラサイト 半地下の家族』でアカデミー作品賞を受賞したポン・ジュノにとって、次の長編作品にあたります。

原作はエドワード・アシュトンのSF小説『ミッキー7』です。

こんな人におすすめ

  • ポン・ジュノ作品を追いたい人
  • 労働を扱ったSFが好きな人
  • ロバート・パティンソンの演技を観たい人

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