マトリックス リローデッド(2003年・洋画)のイメージ
洋画2003年SF2000年代アメリカ

マトリックス リローデッド

1作目が完璧すぎた反動を、まともに受けた作品だと思っています。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督・脚本
ウォシャウスキー姉妹
出演
キアヌ・リーブス、ローレンス・フィッシュバーン、キャリー=アン・モス、ヒューゴ・ウィーヴィング
製作国
アメリカ
公開
2003年
シリーズ
第2作

あらすじ(ネタバレなし)

人類最後の都市ザイオンに、機械の大軍が迫っていました。掘削機による侵攻まで、残された時間は多くありません。

救世主とされたネオは、能力を自在に操れるようになっていました。しかし同時に、繰り返し見る悪夢に悩まされています。トリニティが死ぬ場面でした。

オラクルの助言に従い、ネオはマトリックスの中枢を目指します。その道中で彼が知るのは、自分の存在すら仕組みの一部だったのではないかという疑いでした。

ここが見どころ

ハイウェイの追跡

実際に高速道路のセットを建設して撮られた14分間。CGに頼り切らない大規模アクションとして、いま観ても迫力があります。

エージェント・スミスの増殖

同じ相手が無限に増える。設定としての面白さはある一方、CGの質感が均一で、当時から「ゲーム画面のよう」という指摘もありました。

アーキテクトの場面

終盤、世界の成り立ちが長い台詞で説明されます。この数分をどう受け取るかで、本作の評価がほぼ決まります。

この映画について:アクションは進化した。話は難しくなった。

1作目は、難しい設定を分かりやすく見せることに成功した映画でした。本作はその逆で、設定の説明そのものが前面に出てきます。予言、因果、選択の自由。台詞で語られる比重が一気に増えました。

アクションの規模は明確に上がっています。ハイウェイの追跡は実物のセットで撮られており、企画としての意気込みは伝わる。ただ、1作目のような「見たことのない画」ではなくなったのも事実です。

構成上の弱点は、単体で終わらないことです。物語の途中で切れ、次作『レボリューションズ』へ持ち越されます。2作連続で観る前提の作りになっています。

評価は割れますが、シリーズを理解するうえでは避けて通れません。1作目だけで終えるか、3作通すかは好みの問題だと思います。

この作品の良さ

  • 実物のセットで撮られたハイウェイの追跡
  • 設定の背景に踏み込んだ野心
  • シリーズの世界観を広げた構成
  • アクションの物量

当サイトの評価

3.7/5.0

アクションは進化した。話は難しくなった。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本3.4
映像美4.4
音楽4.2
演技3.8
余韻3.5

世間ではどう評価されているか

シリーズ
第2作
公開
2003
備考
同年に第3作 『レボリューションズ』公開

数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。

『マトリックス』の続編として2003年に公開され、同年に第3作『レボリューションズ』も公開されました。

1作目の高い評価に対し、本作以降は賛否が分かれています。当サイトでは1作目も収録しています。

こんな人におすすめ

  • 1作目『マトリックス』を観た人
  • 3作通しで観る覚悟がある人
  • 設定を語る台詞が苦にならない人

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