ルックバックLOOK BACK
ルックバック
58分と短く、密度が非常に高い作品です。予備知識は不要です。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 監督・脚本
- 押山清高
- 原作
- 藤本タツキ
- 音楽
- haruka nakamura
- 声の出演
- 河合優実、吉田美月喜
- 上映時間
- 58分
- 公開
- 2024年6月
あらすじ(ネタバレなし)
小学校の学級新聞で四コマ漫画を描いていた藤野は、自分の絵に自信を持っていました。しかし不登校の同級生・京本の絵が載り、その画力に打ちのめされます。
一度は描くのをやめかけた藤野ですが、卒業の日に京本と出会い、二人で漫画を描き始めます。やがて彼女たちの道は分かれ、そしてある出来事が起こります。
ここが見どころ
背中で描く
机に向かう背中を、繰り返し同じ構図で映します。時間の経過と執念を、背中だけで示すという演出です。
雨の中の帰り道
嬉しさのあまり踊りながら帰る数分。台詞がなく、音楽と動きだけ。この作品でいちばん有名な場面です。
この映画について:58分。描くことをやめられなかった二人の話。
58分に無駄がありません。描き始める、続ける、離れる、そして描き続ける。それだけの話を、極めて濃く語ります。
作画が非常に良く、特に人物の動きに癖があります。歩き方や姿勢だけで人物が分かる。
難点は、原作を読んでいると展開を全部知っていることです。また終盤の出来事は実際の事件を想起させるため、そこに引っかかる人はいます。
この作品の良さ
- 58分に無駄がない構成
- 背中を使った時間の描写
- 人物の動きの作画
当サイトの評価
4.7/5.0
58分。描くことをやめられなかった二人の話。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 4.8 |
| 映像美 | 4.8 |
| 音楽 | 4.7 |
| 演技 | 4.6 |
| 余韻 | 5.0 |
世間ではどう評価されているか
- 国内興行収入
- 約22 億円
- IMDb
- 8.2 /10
- 公開規模
- 小 口コミで拡大
小規模公開から口コミで拡大し、58分の作品としては異例のヒットとなりました。藤本タツキの読み切り漫画を、ほぼそのまま映像化しています。
こんな人におすすめ
- 創作をしている人
- 短くて濃い作品を探している人
- アニメーションの動きに興味がある人
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