キングダム2 遥かなる大地へ(2022年・邦画)のイメージ
邦画2022年アクション2020年代日本

キングダム2 遥かなる大地へ

1作目が個人戦だったのに対し、こちらは戦争映画になっています。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督
佐藤信介
原作
原泰久『キングダム』
出演
山﨑賢人、吉沢亮、清野菜名、長澤まさみ、豊川悦司
製作国
日本
公開
2022年
興行収入
51.6億円

あらすじ(ネタバレなし)

王座を取り戻した嬴政のもと、秦は再び動き始めます。しかし隣国・魏が大軍を率いて侵攻を開始しました。

信は歩兵として戦場に立ちます。名もない兵の一人として、彼は初めて大規模な戦を経験することになりました。

配属されたのは、寄せ集めの部隊「歩兵五百人将」の下。仲間の死を目の当たりにしながら、信は武功を挙げて名を上げようとします。

ここが見どころ

集団戦の描写

1作目が少人数の戦いだったのに対し、本作は大軍同士の衝突を扱います。個人の武勇が通用しない場面をきちんと描いたのが良い。

豊川悦司の麃公

戦を本能で読む将軍という役どころを、佇まいだけで成立させています。

名もない兵の視点

信が特別な存在としてではなく、多数の中の一人として描かれる序盤。この目線が、後の出世の意味を作っています。

この映画について:戦場の話になり、シリーズの規模が一段上がる。

シリーズの方向を決めた作品だと思います。1作目は王座奪還という個人的な話でしたが、本作から戦争そのものを扱う路線に移りました。以後の作品はこの延長にあります。

集団戦の見せ方は、日本の実写映画としては健闘しています。人数の不足を編集とカメラワークで補う工夫が随所にあり、破綻していません。

一方で、原作の分量を2時間に収めるため、人物の掘り下げは限られます。とくに敵側の描写は薄く、単に強い相手として処理されています。

1作目を観ていることが前提です。信と嬴政の関係、河了貂の立場など、説明はほとんどありません。

この作品の良さ

  • 集団戦を正面から扱った路線転換
  • 名もない兵としての序盤の視点
  • 豊川悦司の佇まい
  • 人数不足を補う編集の工夫

当サイトの評価

3.9/5.0

戦場の話になり、シリーズの規模が一段上がる。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本3.7
映像美4.3
音楽4.0
演技4.0
余韻3.8

世間ではどう評価されているか

興行収入
51.6 億円
シリーズ
第2作
公開
2022

数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。

実写映画『キングダム』シリーズの第2作で、興行収入51.6億円を記録しました。

1作目の個人戦から集団戦へと路線を移し、以後のシリーズの土台を作った作品です。当サイトでは1作目・3作目・4作目・5作目も収録しています。

こんな人におすすめ

  • 1作目を観た人
  • 集団戦の描写が好きな人
  • シリーズを順番に観たい人

配信を探す

各サービスで「キングダム2 遥かなる大地へ」を検索した結果へ移動します。配信の有無はリンク先でご確認ください(配信状況は頻繁に変わるため、当サイトでは配信中かどうかの判定はしていません)。