

キングダム2 遥かなる大地へ
1作目が個人戦だったのに対し、こちらは戦争映画になっています。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 監督
- 佐藤信介
- 原作
- 原泰久『キングダム』
- 出演
- 山﨑賢人、吉沢亮、清野菜名、長澤まさみ、豊川悦司
- 製作国
- 日本
- 公開
- 2022年
- 興行収入
- 51.6億円
あらすじ(ネタバレなし)
王座を取り戻した嬴政のもと、秦は再び動き始めます。しかし隣国・魏が大軍を率いて侵攻を開始しました。
信は歩兵として戦場に立ちます。名もない兵の一人として、彼は初めて大規模な戦を経験することになりました。
配属されたのは、寄せ集めの部隊「歩兵五百人将」の下。仲間の死を目の当たりにしながら、信は武功を挙げて名を上げようとします。
ここが見どころ
集団戦の描写
1作目が少人数の戦いだったのに対し、本作は大軍同士の衝突を扱います。個人の武勇が通用しない場面をきちんと描いたのが良い。
豊川悦司の麃公
戦を本能で読む将軍という役どころを、佇まいだけで成立させています。
名もない兵の視点
信が特別な存在としてではなく、多数の中の一人として描かれる序盤。この目線が、後の出世の意味を作っています。
この映画について:戦場の話になり、シリーズの規模が一段上がる。
シリーズの方向を決めた作品だと思います。1作目は王座奪還という個人的な話でしたが、本作から戦争そのものを扱う路線に移りました。以後の作品はこの延長にあります。
集団戦の見せ方は、日本の実写映画としては健闘しています。人数の不足を編集とカメラワークで補う工夫が随所にあり、破綻していません。
一方で、原作の分量を2時間に収めるため、人物の掘り下げは限られます。とくに敵側の描写は薄く、単に強い相手として処理されています。
1作目を観ていることが前提です。信と嬴政の関係、河了貂の立場など、説明はほとんどありません。
この作品の良さ
- 集団戦を正面から扱った路線転換
- 名もない兵としての序盤の視点
- 豊川悦司の佇まい
- 人数不足を補う編集の工夫
当サイトの評価
戦場の話になり、シリーズの規模が一段上がる。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 3.7 |
| 映像美 | 4.3 |
| 音楽 | 4.0 |
| 演技 | 4.0 |
| 余韻 | 3.8 |
世間ではどう評価されているか
- 興行収入
- 51.6 億円
- シリーズ
- 第2作
- 公開
- 2022 年
数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。
実写映画『キングダム』シリーズの第2作で、興行収入51.6億円を記録しました。
1作目の個人戦から集団戦へと路線を移し、以後のシリーズの土台を作った作品です。当サイトでは1作目・3作目・4作目・5作目も収録しています。
こんな人におすすめ
- 1作目を観た人
- 集団戦の描写が好きな人
- シリーズを順番に観たい人
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