

木の上の軍隊
限られた空間で、戦争が個人に何を残すかを扱っています。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 監督
- 平一紘
- 原案
- 井上ひさし
- 出演
- 堤真一、山田裕貴
- 製作国
- 日本
- 公開
- 2025年
- 題材
- 沖縄・伊江島での実話
あらすじ(ネタバレなし)
1945年、沖縄。米軍の上陸を受け、日本兵二人が巨大なガジュマルの木の上に身を隠します。本島から来た上官と、島出身の新兵でした。
反撃の機会をうかがううち、地上の様子が変わっていきます。米軍の基地が作られ、島民が働く姿が見えました。
戦争はとうに終わっています。しかし彼らはそれを知りません。木の上で、二人だけの戦争が続いていきます。
ここが見どころ
二人芝居
登場人物はほぼ二人だけです。木の上という限られた場所で、演技だけが物語を進めます。
本島と島の対比
上官は本土から来た軍人、新兵は島の出身です。沖縄がどう扱われてきたかが、二人の関係に重ねられます。
終わらない戦争
戦闘が終わっても、彼らの中では続いています。この状態が主題そのものです。
この映画について:終戦を知らないまま、二人の兵士が木の上で2年を過ごす。
沖縄の伊江島で実際にあった出来事が下敷きです。戦後2年近く、終戦を知らずに潜伏していた兵士がいました。
井上ひさしが構想を残しながら書き上げられなかった題材で、舞台化を経て映画になっています。限られた空間で二人が語り合うという形式は、舞台の出自を残しています。
本土から来た上官と島の新兵という組み合わせが効いています。戦争の話であると同時に、沖縄と本土の関係の話でもある。
動きが少なく、会話が中心なので、単調に感じる場面はあります。二人の演技に乗れるかどうかで印象が変わります。
この作品の良さ
- 限られた空間での二人芝居
- 本土と沖縄の関係を重ねた構成
- 終わらない戦争という主題
- 実際の出来事を下敷きにした題材
当サイトの評価
終戦を知らないまま、二人の兵士が木の上で2年を過ごす。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 4.0 |
| 映像美 | 4.0 |
| 音楽 | 3.9 |
| 演技 | 4.3 |
| 余韻 | 4.2 |
世間ではどう評価されているか
- 原案
- 井上ひさし
- 題材
- 沖縄 ・伊江島での実話
- 公開
- 2025 年
数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。
沖縄の伊江島で実際にあった出来事をもとに、井上ひさしが構想した題材を映画化した作品です。
会話中心の構成のため、動きの少なさを指摘する声もあります。
こんな人におすすめ
- 戦争を扱った作品に関心がある人
- 沖縄の歴史を知りたい人
- 二人芝居が好きな人
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