木の上の軍隊(2025年・邦画)のイメージ

木の上の軍隊

4.0/5当サイトの評価(5点満点)

限られた空間で、戦争が個人に何を残すかを扱っています。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督
平一紘
原案
井上ひさし
出演
堤真一、山田裕貴
製作国
日本
公開
2025年
題材
沖縄・伊江島での実話

あらすじ(ネタバレなし)

1945年、沖縄。米軍の上陸を受け、日本兵二人が巨大なガジュマルの木の上に身を隠します。本島から来た上官と、島出身の新兵でした。

反撃の機会をうかがううち、地上の様子が変わっていきます。米軍の基地が作られ、島民が働く姿が見えました。

戦争はとうに終わっています。しかし彼らはそれを知りません。木の上で、二人だけの戦争が続いていきます。

ここが見どころ

二人芝居

登場人物はほぼ二人だけです。木の上という限られた場所で、演技だけが物語を進めます。

本島と島の対比

上官は本土から来た軍人、新兵は島の出身です。沖縄がどう扱われてきたかが、二人の関係に重ねられます。

終わらない戦争

戦闘が終わっても、彼らの中では続いています。この状態が主題そのものです。

この映画について:終戦を知らないまま、二人の兵士が木の上で2年を過ごす。

沖縄の伊江島で実際にあった出来事が下敷きです。戦後2年近く、終戦を知らずに潜伏していた兵士がいました。

井上ひさしが構想を残しながら書き上げられなかった題材で、舞台化を経て映画になっています。限られた空間で二人が語り合うという形式は、舞台の出自を残しています。

本土から来た上官と島の新兵という組み合わせが効いています。戦争の話であると同時に、沖縄と本土の関係の話でもある。

動きが少なく、会話が中心なので、単調に感じる場面はあります。二人の演技に乗れるかどうかで印象が変わります。

この作品の良さ

  • 限られた空間での二人芝居
  • 本土と沖縄の関係を重ねた構成
  • 終わらない戦争という主題
  • 実際の出来事を下敷きにした題材

当サイトの評価

4.0/5.0

終戦を知らないまま、二人の兵士が木の上で2年を過ごす。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本4.0
映像美4.0
音楽3.9
演技4.3
余韻4.2

世間ではどう評価されているか

原案
井上ひさし
題材
沖縄 ・伊江島での実話
公開
2025

数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。

沖縄の伊江島で実際にあった出来事をもとに、井上ひさしが構想した題材を映画化した作品です。

会話中心の構成のため、動きの少なさを指摘する声もあります。

こんな人におすすめ

  • 戦争を扱った作品に関心がある人
  • 沖縄の歴史を知りたい人
  • 二人芝居が好きな人

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