

検察側の罪人
3.5/5当サイトの評価(5点満点)
論点は面白いのに、まとまりを欠く作品です。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 監督・脚本
- 原田眞人
- 原作
- 雫井脩介『検察側の罪人』
- 出演
- 木村拓哉、二宮和也、吉高由里子、平岳大
- 製作国
- 日本
- 公開
- 2018年
- 上映時間
- 123分
あらすじ(ネタバレなし)
東京地検のエース検事・最上は、後輩の沖野を指導しながら、老夫婦の殺人事件を担当します。
容疑者の一人に、最上がかつて追いながら時効で取り逃がした男がいました。彼は別の事件の犯人だと最上は確信しています。
最上は、この事件でその男を裁こうと動き始めます。証拠の扱いに疑問を持った沖野は、恩師である先輩に対峙することになります。
ここが見どころ
問題提起
時効で裁けなかった罪を、別の事件で裁いてよいのか。正義の私物化という主題は鋭い。
二人の対決
終盤の取調室での対峙が山場です。木村拓哉と二宮和也の対比が効いています。
原田眞人の台詞
情報量の多い早口が特徴です。好みが分かれます。
この映画について:検事が、時効になった事件の犯人を裁こうとする。
問題提起は優れています。裁けなかった罪を、別の手段で裁くことは正義か。この問いは真っ当です。
しかし、複数の主題が詰め込まれています。戦争責任、就活の格差、政治とのつながり。それぞれが浅いまま並びます。
終盤の対決は見応えがあります。ただ、そこに至るまでの整理が足りず、感情が乗り切りません。
結末は原作から変更されており、宙吊りのまま終わります。この扱いには賛否があります。
この作品の良さ
- 正義の私物化という問題提起
- 終盤の取調室の対決
- 木村拓哉と二宮和也の対比
- 結末を宙吊りにした選択
当サイトの評価
3.5/5.0
検事が、時効になった事件の犯人を裁こうとする。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 3.4 |
| 映像美 | 3.8 |
| 音楽 | 3.6 |
| 演技 | 4.0 |
| 余韻 | 3.4 |
世間ではどう評価されているか
- 原作
- 雫井脩介 の小説
- 上映時間
- 123 分
- 公開
- 2018 年
数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。
雫井脩介の小説を原作とする作品です。
複数の主題を詰め込みすぎているという指摘と、結末の変更についての賛否があります。
こんな人におすすめ
- 法や正義をめぐる問題に関心がある人
- 俳優の対決を観たい人
- 原田眞人の作風が好きな人
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