かがみの孤城LONELY CASTLE IN THE MIRROR
邦画2022年アニメ2020年代辻村深月

かがみの孤城

終盤の仕掛けが分かった瞬間に、それまでの意味が変わります。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督
原恵一
脚本
丸尾みほ
原作
辻村深月
声の出演
當真あみ、北村匠海、芦田愛菜、宮﨑あおい
上映時間
116分
公開
2022年12月

あらすじ(ネタバレなし)

中学一年の安西こころは、同級生とのことがきっかけで学校に行けなくなりました。母は理解しようとしますが、うまくいきません。

ある日、部屋の鏡が光ります。手を伸ばすと、鏡の中に吸い込まれ、そこには城がありました。

オオカミの面をつけた少女が告げます。城の中に隠された鍵を見つけた者は、どんな願いでも一つ叶えられる。期限は翌年の3月30日まで。集められたのは、七人の中学生でした。

ここが見どころ

七人の描き分け

それぞれが学校に行けない理由は違います。「不登校」を一括りにしないことが、この作品の姿勢です。

終盤の仕掛け

七人の関係についてある事実が明かされます。伏線は序盤から張られており、再見すると分かります。

原恵一の演出

『クレヨンしんちゃん』『河童のクゥと夏休み』の監督。子どもの現実を丁寧に扱う姿勢は一貫しています。

この映画について:学校に行けない七人が、鏡の向こうの城に集められる。

ファンタジーの体裁ですが、伝えているのは「助けを求めていい」というごく実際的なことです。終盤である人物が果たす役割が、それを示します。

原作の長さを116分に収めた結果、人物の背景はやや駆け足です。ただ主題は損なわれていません。

難点は、作画が全体に控えめなことと、終盤の説明がやや多いことです。

この作品の良さ

  • 不登校を一括りにしない描写
  • 終盤の仕掛け
  • 主題の実際的さ

当サイトの評価

4.0/5.0

学校に行けない七人が、鏡の向こうの城に集められる。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本4.1
映像美4.1
音楽4.1
演技4.0
余韻4.2

世間ではどう評価されているか

原作
本屋大賞 辻村深月
受賞
各アニメ賞 作品賞ほか
IMDb
7.2 /10

原作は2018年の本屋大賞を受賞した辻村深月の小説です。

監督の原恵一は、『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲』などで知られます。

こんな人におすすめ

  • 中高生と一緒に観たい人
  • ファンタジーが好きな人
  • 不登校の問題に関心がある人

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