

ジャングル・ブック
映像技術の記録としても価値のある作品です。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 監督
- ジョン・ファヴロー
- 原作
- ラドヤード・キップリング『ジャングル・ブック』
- 出演
- ニール・セディ、(声)ビル・マーレイ、ベン・キングズレー、イドリス・エルバ
- 製作国
- アメリカ
- 日本公開
- 2016年
- 受賞
- 米アカデミー賞 視覚効果賞
あらすじ(ネタバレなし)
ジャングルで狼に育てられた少年モーグリは、動物たちの掟に従って暮らしていました。人間の子でありながら、群れの一員です。
しかし人間を憎むトラのシア・カーンが、彼の存在を許しません。群れに危険が及ぶことを恐れたモーグリは、ジャングルを去る決意をします。
人間の村を目指す道中で、彼は熊のバルーや大蛇のカーと出会います。そして、自分が何者なのかを考え始めます。
ここが見どころ
全編がCGの背景
撮影はロサンゼルスの屋内で行われました。少年以外のほぼすべてが作り物です。それが分からない完成度でした。
動物の演技
声を当てた俳優の表情が、動物の顔に反映されています。特にビル・マーレイの熊が良い。
1967年版への目配せ
アニメ版の楽曲がいくつか使われています。旧作を知っていると効く場面があります。
この映画について:映っている動物も背景も、ほぼ全部CG。
ディズニーによる実写化の中で、技術的な達成という点では最も突出した一本です。アカデミー賞視覚効果賞を受賞しました。
物語は原作とアニメ版を折衷した形で、大きな驚きはありません。ただ、少年が自分の居場所を選ぶという筋は明快です。
動物の描き方に工夫があります。擬人化しすぎず、しかし表情は読めるという配分が絶妙でした。
難点は、シア・カーンの脅威が強すぎて、中盤の牧歌的な場面と噛み合わないことです。トーンの揺れは気になります。
この作品の良さ
- ほぼ全編がCGという技術的達成
- 動物の擬人化の配分
- 1967年版への目配せ
- 居場所を選ぶという明快な筋
当サイトの評価
映っている動物も背景も、ほぼ全部CG。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 3.8 |
| 映像美 | 4.7 |
| 音楽 | 4.2 |
| 演技 | 3.9 |
| 余韻 | 3.9 |
世間ではどう評価されているか
- 米アカデミー賞
- 受賞 視覚効果賞
- 原作
- キップリング の小説
- 日本公開
- 2016 年
数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。
アカデミー賞視覚効果賞を受賞しました。少年役以外のほぼすべてがCGで制作されています。
ディズニーの実写化路線の中でも、技術面での評価が特に高い作品です。
こんな人におすすめ
- 映像技術に関心がある人
- 家族で観られる作品を探している人
- 1967年のアニメ版を知っている人
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