イップ・マンIP MAN
イップ・マン 序章
実在の武術家をもとにした物語です。史実そのままではありませんが、時代の重さは伝わります。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 監督
- ウィルソン・イップ
- 出演
- ドニー・イェン、シモン・ヤム、リン・ホン
- 製作国
- 香港
- 上映時間
- 106分
- 公開
- 2011年(日本)
あらすじ(ネタバレなし)
1930年代の中国・佛山。武術の町として知られるこの地で、葉問(イップ・マン)は道場を構えず、静かに暮らしていました。腕は町一番と噂されています。
やがて日中戦争が始まります。町は占領され、裕福だった葉問の家も接収されました。
炭鉱で働く日々のなか、日本軍の将校が「武術の試合」を持ちかけてきます。
ここが見どころ
詠春拳の描き方
近い間合いで手数を重ねる詠春拳の特徴が、はっきり分かるように撮られています。
ドニー・イェンの佇まい
強さより、静けさで見せます。争いを避ける人が、避けられなくなるまでの過程が主題です。
町の描写
戦前の賑わいと戦中の荒廃を対比させることで、失われたものの大きさを見せます。
この映画について:戦争が、町の武術家から道場も家も奪っていく。
アクション映画としての完成度は高く、同時に「何のために戦うのか」を繰り返し問う作品でもあります。
実在の葉問の生涯とは異なる脚色が多く含まれます。歴史の記録としてではなく、物語として観るのが妥当です。
日本軍の描き方は図式的で、そこは好みが分かれるところだと思います。
この作品の良さ
- 詠春拳の見せ方
- 主演の抑えた芝居
- 戦前と戦中の対比
当サイトの評価
4.0/5.0
戦争が、町の武術家から道場も家も奪っていく。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 3.9 |
| 映像美 | 4.4 |
| 音楽 | 4.2 |
| 演技 | 4.4 |
| 余韻 | 4.0 |
世間ではどう評価されているか
- IMDb
- 8.0 /10
- 上映時間
- 106 分
- シリーズ
- 続編複数
香港で高い評価を受け、続編が複数作られる人気シリーズになりました。
主人公の葉問は、後にブルース・リーの師となった実在の武術家です。
こんな人におすすめ
- カンフー映画の入口を探している人
- 静かな主人公が好きな人
- 実話をもとにした物語が好きな人
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