

閉鎖病棟 -それぞれの朝-
3.5/5当サイトの評価(5点満点)
前半の日常描写が、この作品の価値です。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 監督・脚本
- 平山秀幸
- 原作
- 帚木蓬生『閉鎖病棟』
- 出演
- 笑福亭鶴瓶、綾野剛、小松菜奈、坂東龍汰
- 製作国
- 日本
- 公開
- 2019年
- 上映時間
- 115分
あらすじ(ネタバレなし)
長野の精神科病院。死刑を執行されながら生き延びた過去を持つ秀丸は、長く病棟で暮らしています。穏やかで、皆から慕われていました。
幻聴に悩まされるチュウさん、家庭の事情で通院する高校生の由紀。それぞれが事情を抱えながら、病棟での日々を過ごしています。
しかし、ある入院患者による暴力事件が起こります。秀丸は、決定的な行動に出ました。
ここが見どころ
病棟の日常
食事、散歩、他愛ない会話。特別なことのない時間が丁寧に積まれます。
笑福亭鶴瓶
穏やかで寡黙な男を演じます。普段の印象とは異なる造形です。
終盤の法廷
話は法廷劇へ移ります。この転換に賛否があります。
この映画について:精神科病棟で暮らす人たちの、静かな日常。
精神科病棟を舞台にした作品です。前半の日常描写が最も優れています。
患者たちは奇異な存在としては描かれません。それぞれ事情があり、日々を過ごしているだけという当たり前のことが示されます。
終盤、事件を経て法廷劇に移ります。ここでトーンが変わり、前半の静けさが失われます。
笑福亭鶴瓶が良い。説明の少ない人物を、佇まいだけで成立させています。
この作品の良さ
- 病棟の日常の丁寧な描写
- 患者を奇異に描かない姿勢
- 笑福亭鶴瓶の佇まい
- 小松菜奈の演じる高校生
当サイトの評価
3.5/5.0
精神科病棟で暮らす人たちの、静かな日常。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 3.5 |
| 映像美 | 3.6 |
| 音楽 | 3.5 |
| 演技 | 4.0 |
| 余韻 | 3.6 |
世間ではどう評価されているか
- 原作
- 帚木蓬生 の小説
- 上映時間
- 115 分
- 公開
- 2019 年
数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。
帚木蓬生の小説を原作とする作品です。
終盤で法廷劇に移る構成については、賛否が分かれています。暴力の描写を含みます。
こんな人におすすめ
- 静かな作品が好きな人
- 精神医療に関心がある人
- 群像劇が好きな人
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