ハードボイルドHARD BOILED
洋画1992年アクション1990年代ジョン・ウー

ハードボイルド/新・男たちの挽歌

銃撃戦を「踊り」のように撮る、という発想がここまで徹底された例は多くありません。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督
ジョン・ウー
出演
チョウ・ユンファ、トニー・レオン、アンソニー・ウォン
製作国
香港
上映時間
128分
公開
1992年

あらすじ(ネタバレなし)

香港警察のテキーラ刑事は、茶楼での銃撃戦で相棒を失います。武器密輸組織を追う捜査は、上層部との対立を招きました。

一方、組織の中には潜入捜査官がいました。誰が味方で誰が敵か、境目は曖昧になっていきます。

やがて両者は、組織が武器庫として使う病院で合流します。

ここが見どころ

病院の長回し

廊下からエレベーターまで、切れ目なく撮られた長い場面があります。設計の緻密さが分かる代表的な場面です。

冒頭の茶楼

静かな朝の飲茶から一転して銃撃戦になります。落差の付け方が巧みです。

トニー・レオンの潜入者

殺しを重ねる潜入捜査官の疲弊が、作品に影を落としています。

この映画について:二丁拳銃と、病院での長い一続き。

ジョン・ウーの様式が最も濃く出た作品です。スローモーション、二丁拳銃、鳩。すべて意図的な誇張です。

物語は単純ですが、潜入捜査官という設定が倫理的な問いを持ち込んでいます。

銃撃戦の量が多く、後半は疲れるという声もあります。好みははっきり分かれます。

この作品の良さ

  • 病院の長回し
  • 銃撃戦の設計
  • トニー・レオンの芝居

当サイトの評価

4.1/5.0

二丁拳銃と、病院での長い一続き。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本3.8
映像美4.6
音楽4.2
演技4.2
余韻4.0

世間ではどう評価されているか

IMDb
7.5 /10
上映時間
128
監督
ジョン・ウー 香港での最終作

本作の後、ジョン・ウー監督はハリウッドへ活動の場を移しました。

アクション映画の撮り方に影響を与えた作品として、しばしば引用されます。

こんな人におすすめ

  • 銃撃戦の様式を味わいたい人
  • 長回しに興味がある人
  • 香港ノワールが好きな人

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