半世界(2019年・邦画)のイメージ

半世界

3.6/5当サイトの評価(5点満点)

地味ですが、中年の閉塞をよく捉えています。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督・脚本
阪本順治
出演
稲垣吾郎、長谷川博己、渋川清彦、池脇千鶴
製作国
日本
公開
2019年
ジャンル
ドラマ
上映時間
120分

あらすじ(ネタバレなし)

紀伊半島の小さな町。紘は父から継いだ炭焼きを続けていますが、需要は減る一方です。妻と息子との関係もうまくいっていません。

そこへ、自衛隊にいた同級生の瑛介が突然戻ってきます。何があったのかは語りません。

中古車屋を営む光彦を交え、三人は再び会うようになります。それぞれが、口に出せない行き詰まりを抱えていました。

ここが見どころ

炭焼きという仕事

窯に火を入れ、何日も見守ります。手仕事の描写が、この作品の土台です。

語られない過去

自衛隊で何があったのかは説明されません。男たちが自分のことを話せないという状態が続きます。

稲垣吾郎

無骨な職人を演じます。これまでの役柄とは大きく異なる造形です。

この映画について:炭焼き職人と、自衛隊を辞めて戻った友人。

地方の町で暮らす40代の男たちの話です。大きな事件は起きず、日常が続きます。

描かれているのは、言葉にできない行き詰まりです。仕事も家族も友人も、どれも少しずつうまくいっていない。

炭焼きの描写が良い。何日もかけて火を見守るという仕事が、この人物の性格そのものになっています。

終盤に唐突な展開があり、そこで賛否が分かれます。私はやや強引だと感じましたが、それまでの積み重ねは確かです。

この作品の良さ

  • 炭焼きという仕事の描写
  • 語られない過去という設定
  • 稲垣吾郎の新しい造形
  • 中年の閉塞の捉え方

当サイトの評価

3.6/5.0

炭焼き職人と、自衛隊を辞めて戻った友人。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本3.6
映像美3.7
音楽3.5
演技4.0
余韻3.7

世間ではどう評価されているか

監督・脚本
阪本順治
上映時間
120
公開
2019

数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。

阪本順治が監督・脚本を務めた作品です。

終盤の展開については賛否が分かれています。

こんな人におすすめ

  • 地方を舞台にした作品が好きな人
  • 阪本順治の作品を追っている人
  • 中年の話に共感できる人

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