碁盤斬りTHE GO MASTER'S REVENGE
邦画2024年時代劇2020年代白石和彌

碁盤斬り

落語を知らなくても大丈夫です。むしろ知らないほうが驚けます。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督
白石和彌
脚本
加藤正人
原案
落語『柳田格之進』
出演
草彅剛、清原果耶、國村隼、中川大志
上映時間
129分
公開
2024年5月

あらすじ(ネタバレなし)

江戸。長屋に娘のお絹と暮らす浪人・柳田格之進は、寺子屋で教えながら、碁を打つことだけを楽しみにしています。彼は彦根藩を追われた身でした。

碁会所で知り合った商家の主人・萬屋源兵衛と親しくなり、月見の宴に招かれます。しかしその夜、五十両が紛失します。

疑いをかけられた格之進は、身の証を立てるために、ある決断をします。

ここが見どころ

草彅剛の抑制

感情をほとんど表に出さない主人公。その静けさが、終盤の一点で崩れます。

碁の場面

対局そのものが、人物の性格を示す装置になっています。

白石和彌の変化

暴力を描いてきた監督が、暴力をほとんど使わない作品を撮っています。

この映画について:落語『柳田格之進』を、時代劇として映画化。

原案は古典落語です。落ちの部分をどう映画にするかが見どころですが、映画版は独自の筋を大きく加えています。

「潔癖であることが、周囲を追い詰める」という構造がきちんと描かれます。主人公は必ずしも正しくありません。

難点は、後半の展開が原案から離れすぎることと、129分がやや長いことです。

この作品の良さ

  • 草彅剛の抑えた演技
  • 碁を人物描写に使う構成
  • 静かな時代劇としての完成度

当サイトの評価

4.0/5.0

落語『柳田格之進』を、時代劇として映画化。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本4.0
映像美4.4
音楽4.1
演技4.5
余韻4.1

世間ではどう評価されているか

原案
古典落語 『柳田格之進』
受賞
各映画賞 主演男優賞ほか
IMDb
6.8 /10

古典落語『柳田格之進』を原案としています。

草彅剛は本作でいくつかの主演男優賞を受賞しました。

こんな人におすすめ

  • 静かな時代劇が好きな人
  • 落語に興味がある人
  • 草彅剛の演技を観たい人

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