ORANGE
THE FRENCH
CONNECTION
CONNECTION
フレンチ・コネクション
地味な捜査の積み重ねが大半です。派手さを期待すると違いますが、緊張は本物です。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 監督
- ウィリアム・フリードキン
- 出演
- ジーン・ハックマン、ロイ・シャイダー、フェルナンド・レイ
- 上映時間
- 104分
- 日本公開
- 1971年10月
あらすじ(ネタバレなし)
ニューヨーク市警の刑事ポパイ・ドイルは、乱暴で執拗な捜査で知られています。相棒のラソーとともに、彼はマルセイユからの大量のヘロイン密輸の気配を掴みます。
尾行、張り込み、盗聴。地道な捜査が延々と続きます。相手はフランスの洗練された密輸組織で、ポパイの荒っぽいやり方はしばしば空回りします。
ここが見どころ
高架下のカーチェイス
高架鉄道を車で追う数分。実際の街路を許可の不十分なまま撮ったと言われる危険な撮影で、以降のカーチェイスの基準になりました。
尾行の長さ
地下鉄での尾行が延々と続きます。捜査の退屈さをそのまま見せることで、緊張が生まれます。
この映画について:刑事が正しくない。それが当時は新しかった。
主人公が明確に嫌な人間です。暴力的で、差別的で、しかも捜査は必ずしもうまくいかない。正義の刑事像を壊した点が、この作品の歴史的な意義です。
撮影は手持ちが多く、ドキュメンタリーのような質感で統一されています。音楽も最小限。
難点は、テンポが遅く、地味な場面が長いことです。またラストの処理は非常にそっけなく、爽快感を求めると外れます。
この作品の良さ
- 正義の刑事像を壊した主人公造形
- ドキュメンタリー的な撮影
- 高架下のカーチェイス
当サイトの評価
4.6/5.0
刑事が正しくない。それが当時は新しかった。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 4.6 |
| 映像美 | 4.8 |
| 音楽 | 4.3 |
| 演技 | 4.7 |
| 余韻 | 4.4 |
世間ではどう評価されているか
- 米アカデミー賞
- 5冠 作品賞・監督賞・主演男優賞ほか
- IMDb
- 7.7 /10
- 影響
- 大 以降の刑事ものの型に
第44回アカデミー賞で作品賞・監督賞・主演男優賞など5部門を受賞しました。実際の事件を基にしており、以降のリアル志向の刑事ものに大きな影響を与えています。
こんな人におすすめ
- 地味な捜査ものが好きな人
- 1970年代アメリカ映画に興味がある人
- カーチェイスの原型を観たい人
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