エクス・マキナEX MACHINA
洋画2014年SF2010年代アレックス・ガーランド

エクス・マキナ

108分。無駄がまったくありません。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督・脚本
アレックス・ガーランド
出演
ドーナル・グリーソン、アリシア・ヴィキャンデル、オスカー・アイザック
製作国
イギリス
上映時間
108分
公開
2016年6月(日本)

あらすじ(ネタバレなし)

検索エンジン大手に勤めるプログラマーのケイレブは、社内抽選に当選し、創業者ネイサンの私邸に一週間滞在する権利を得ます。

山奥の施設に着いた彼に告げられたのは、ネイサンが開発した人型AI「エヴァ」を相手に、知性を判定するテストを行うことでした。

ガラス越しの対話が始まります。エヴァは質問に答え、やがてケイレブに問いかけます。「ネイサンをどう思う?」

ここが見どころ

施設の美術

コンクリートとガラスと森。閉鎖感と開放感を同時に持つ空間設計が、密室劇の退屈さを消しています。

エヴァの造形

透明な胴体から機構が見える設計。視覚効果賞を受賞しています。低予算でこの完成度は驚異的です。

停電のたびの会話

監視が切れる数十秒だけ、エヴァが本音を語る。反復するたびに緊張が上がる構成です。

この映画について:登場人物は実質3人。密室で行われるチューリング・テスト。

この映画が問うているのは「AIに意識があるか」ではありません。「意識があるように振る舞えるなら、こちらはどう扱うべきか」という、より切実な問題です。

終盤の展開は、観客がどの人物に感情移入していたかによって受け取り方が変わります。かなり残酷な仕掛けです。

難点は、登場人物が少ないぶん、会話が説明的になる箇所があること。

この作品の良さ

  • 密室劇としての緊張
  • 低予算とは思えない視覚効果
  • 終盤の仕掛け

当サイトの評価

4.3/5.0

登場人物は実質3人。密室で行われるチューリング・テスト。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本4.5
映像美4.6
音楽4.4
演技4.5
余韻4.5

世間ではどう評価されているか

アカデミー賞
視覚効果賞 2016年
IMDb
7.7 /10
製作費
約1500万ドル 低予算SF

第88回アカデミー賞で視覚効果賞を受賞しました。大作を抑えての受賞で、当時大きな話題となりました。

脚本賞にもノミネートされています。

こんな人におすすめ

  • SFスリラーが好きな人
  • AIの問題に関心がある人
  • 短くて濃い映画を探している人

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