ドント・ブリーズ(2016年・洋画)のイメージ

ドント・ブリーズ

3.8/5当サイトの評価(5点満点)

設定の勝利です。無駄が一切ありません。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督・共同脚本
フェデ・アルバレス
出演
スティーヴン・ラング、ジェーン・レヴィ、ディラン・ミネット
上映時間
88分
製作国
アメリカ
日本公開
2016年
ジャンル
スリラー/ホラー

あらすじ(ネタバレなし)

衰退したデトロイト。空き家だらけの街で、三人の若者が空き巣を繰り返していました。この街から出るための金が必要だったのです。

彼らが目をつけたのは、多額の示談金を持つという退役軍人の家でした。住人は盲目の老人一人。簡単な仕事に見えました。

しかし侵入した瞬間、状況が反転します。目の見えない男は、暗闇の中では圧倒的に有利でした。そして家の地下には、別の秘密がありました。

ここが見どころ

地下室の暗闇

照明を落とし、赤外線のような映像で撮られる場面があります。観客も何も見えない状態に置かれる、本作の白眉です。

立場の反転

侵入した側が追われる側になります。誰に同情すべきかが途中で分からなくなる設計です。

一軒の家だけ

ほぼ全編が一軒家の中で進みます。間取りが早い段階で示されるため、逃走経路の緊張が成立します。

この映画について:盲目の老人の家に、三人の若者が忍び込む。

設定が単純で強い。盲目の相手から、音を立てずに逃げる。それだけで88分持ちます。

序盤で家の間取りを見せておく作りが上手い。どこに何があるかを観客が把握しているから、追い詰められる感覚が生まれます。

中盤で明かされる地下の秘密によって、老人は単なる強者から別の存在に変わります。この転換で、映画の後味が大きく悪くなる。

その終盤の展開には批判もあります。不快さが目的を超えていると感じる人はいるでしょう。私も、そこは過剰だと思いました。

この作品の良さ

  • 音を立てられないという単純な設定
  • 序盤で間取りを見せる構成
  • 暗闇の場面の映像
  • 88分に絞った密度

当サイトの評価

3.8/5.0

盲目の老人の家に、三人の若者が忍び込む。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本3.9
映像美3.9
音楽3.7
演技3.8
余韻3.6

世間ではどう評価されているか

上映時間
88
製作国
アメリカ
日本公開
2016

数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。

低予算ながら大きな興行的成功を収めたスリラーです。

中盤以降の展開には不快な描写があり、その点で評価が分かれています。

こんな人におすすめ

  • 密室スリラーが好きな人
  • 短い上映時間の作品を探している人
  • 後味の悪さに耐えられる人

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