

ドント・ブリーズ
設定の勝利です。無駄が一切ありません。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 監督・共同脚本
- フェデ・アルバレス
- 出演
- スティーヴン・ラング、ジェーン・レヴィ、ディラン・ミネット
- 上映時間
- 88分
- 製作国
- アメリカ
- 日本公開
- 2016年
- ジャンル
- スリラー/ホラー
あらすじ(ネタバレなし)
衰退したデトロイト。空き家だらけの街で、三人の若者が空き巣を繰り返していました。この街から出るための金が必要だったのです。
彼らが目をつけたのは、多額の示談金を持つという退役軍人の家でした。住人は盲目の老人一人。簡単な仕事に見えました。
しかし侵入した瞬間、状況が反転します。目の見えない男は、暗闇の中では圧倒的に有利でした。そして家の地下には、別の秘密がありました。
ここが見どころ
地下室の暗闇
照明を落とし、赤外線のような映像で撮られる場面があります。観客も何も見えない状態に置かれる、本作の白眉です。
立場の反転
侵入した側が追われる側になります。誰に同情すべきかが途中で分からなくなる設計です。
一軒の家だけ
ほぼ全編が一軒家の中で進みます。間取りが早い段階で示されるため、逃走経路の緊張が成立します。
この映画について:盲目の老人の家に、三人の若者が忍び込む。
設定が単純で強い。盲目の相手から、音を立てずに逃げる。それだけで88分持ちます。
序盤で家の間取りを見せておく作りが上手い。どこに何があるかを観客が把握しているから、追い詰められる感覚が生まれます。
中盤で明かされる地下の秘密によって、老人は単なる強者から別の存在に変わります。この転換で、映画の後味が大きく悪くなる。
その終盤の展開には批判もあります。不快さが目的を超えていると感じる人はいるでしょう。私も、そこは過剰だと思いました。
この作品の良さ
- 音を立てられないという単純な設定
- 序盤で間取りを見せる構成
- 暗闇の場面の映像
- 88分に絞った密度
当サイトの評価
盲目の老人の家に、三人の若者が忍び込む。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 3.9 |
| 映像美 | 3.9 |
| 音楽 | 3.7 |
| 演技 | 3.8 |
| 余韻 | 3.6 |
世間ではどう評価されているか
- 上映時間
- 88 分
- 製作国
- アメリカ
- 日本公開
- 2016 年
数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。
低予算ながら大きな興行的成功を収めたスリラーです。
中盤以降の展開には不快な描写があり、その点で評価が分かれています。
こんな人におすすめ
- 密室スリラーが好きな人
- 短い上映時間の作品を探している人
- 後味の悪さに耐えられる人
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