CLOSECLOSE
CLOSE クロース
4.3/5当サイトの評価(5点満点)
前半だけ観ると、とても幸せな映画に見えます。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 監督・脚本
- ルーカス・ドン
- 出演
- エデン・ダンブリン、グスタフ・ドゥ・ワエル、エミリー・ドゥケンヌ
- 製作国
- ベルギーほか
- 上映時間
- 105分
- 公開
- 2023年7月(日本)
あらすじ(ネタバレなし)
ベルギーの花農家。13歳のレオとレミは、幼い頃から兄弟のように過ごしてきました。同じ布団で眠り、自転車で並んで走り、互いの家を行き来しています。
中学に上がった二人に、同級生が問いかけます。「あなたたちは付き合っているの?」。悪意のない質問でした。
レオは距離を取り始めます。アイスホッケーを始め、レミを避けるようになります。レミは、その理由が分かりません。
ここが見どころ
花畑の映像
季節ごとに色を変える花畑。時間の経過と、関係の変化が重ねられます。
何も説明しない転換
作品の中盤で起きる出来事は、直接描かれません。観客も、レオと同じ順序で知ることになります。
エミリー・ドゥケンヌ
レミの母。終盤、車の中での場面が、この作品でいちばん重い数分です。
この映画について:13歳の親友二人が、周囲の視線で引き離される。
この映画が扱っているのは、「男の子同士がこれ以上親密であってはいけない」という規範が、どれほど暴力的に働くかです。誰も悪意を持っていません。
監督のルーカス・ドンは前作『Girl』でも思春期を扱っています。ただ、こちらのほうが批判は少ない。
難点は、後半の展開が非常につらいことです。心の準備をして観てください。
この作品の良さ
- 前半と後半の落差
- 花畑の映像
- 規範の暴力性の描き方
当サイトの評価
4.3/5.0
13歳の親友二人が、周囲の視線で引き離される。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 4.3 |
| 映像美 | 4.6 |
| 音楽 | 4.6 |
| 演技 | 4.8 |
| 余韻 | 4.7 |
世間ではどう評価されているか
- カンヌ
- グランプリ 2022年
- アカデミー賞
- ノミネート 国際長編映画賞
- IMDb
- 7.7 /10
数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。
2022年のカンヌ国際映画祭でグランプリを受賞しました。
アカデミー賞では国際長編映画賞にノミネートされています。
こんな人におすすめ
- 思春期を扱った作品に関心がある人
- つらい展開でも平気な人
- ヨーロッパ映画を追いたい人
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