ブラス!BRASSED OFF
ブラス!
演奏の場面の高揚と、町の現実の落差がこの作品の芯です。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 監督・脚本
- マーク・ハーマン
- 出演
- ピート・ポスルスウェイト、ユアン・マクレガー、タラ・フィッツジェラルド
- 製作国
- イギリス
- 上映時間
- 107分
- 公開
- 1997年(日本)
あらすじ(ネタバレなし)
1990年代前半、イングランド北部の炭鉱町グリムリー。閉山の投票が迫り、町は揺れています。
百年続くブラスバンドの指揮者ダニーは、全国大会の予選に向けて練習を続けさせます。しかし団員たちは、生活のことで頭がいっぱいでした。
そこへ、フリューゲルホルンを持った若い女性が入団を希望します。彼女の素性は、団員たちを複雑な気持ちにさせるものでした。
ここが見どころ
演奏場面
「アランフェス協奏曲」の演奏は、この作品で最も知られた場面です。音楽が慰めであることが、素直に伝わります。
ピート・ポスルスウェイトの指揮者
音楽にしか希望を見出せない老人を、感傷に流さず演じています。
終盤の演説
受賞の場で語られる言葉は、はっきりとした政治的発言です。ここで作品の立場が明確になります。
この映画について:炭鉱は閉まる。それでも、楽団は演奏をやめない。
音楽映画としての気持ちよさと、閉山という現実の重さが最後まで並走します。どちらかに逃げません。
実在のブラスバンドが演奏を担当しており、音の説得力があります。
人物の配置はやや図式的で、恋愛の筋は必要だったか疑問が残ります。
この作品の良さ
- 演奏場面の高揚
- 主演の演技
- 社会批判を避けない姿勢
当サイトの評価
4.0/5.0
炭鉱は閉まる。それでも、楽団は演奏をやめない。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 4.0 |
| 映像美 | 4.0 |
| 音楽 | 4.7 |
| 演技 | 4.4 |
| 余韻 | 4.2 |
世間ではどう評価されているか
- IMDb
- 7.4 /10
- 上映時間
- 107 分
- 演奏
- 実在の炭鉱バンド
劇中の演奏は、実在する炭鉱のブラスバンドが担当しています。
1980年代から90年代にかけて進んだ英国の炭鉱閉山を背景としています。
こんな人におすすめ
- 音楽映画が好きな人
- 働く人の物語が好きな人
- 社会的な視点のある作品を探している人
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