ブラス!BRASSED OFF
洋画1996年ドラマ1990年代イギリス映画

ブラス!

演奏の場面の高揚と、町の現実の落差がこの作品の芯です。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督・脚本
マーク・ハーマン
出演
ピート・ポスルスウェイト、ユアン・マクレガー、タラ・フィッツジェラルド
製作国
イギリス
上映時間
107分
公開
1997年(日本)

あらすじ(ネタバレなし)

1990年代前半、イングランド北部の炭鉱町グリムリー。閉山の投票が迫り、町は揺れています。

百年続くブラスバンドの指揮者ダニーは、全国大会の予選に向けて練習を続けさせます。しかし団員たちは、生活のことで頭がいっぱいでした。

そこへ、フリューゲルホルンを持った若い女性が入団を希望します。彼女の素性は、団員たちを複雑な気持ちにさせるものでした。

ここが見どころ

演奏場面

「アランフェス協奏曲」の演奏は、この作品で最も知られた場面です。音楽が慰めであることが、素直に伝わります。

ピート・ポスルスウェイトの指揮者

音楽にしか希望を見出せない老人を、感傷に流さず演じています。

終盤の演説

受賞の場で語られる言葉は、はっきりとした政治的発言です。ここで作品の立場が明確になります。

この映画について:炭鉱は閉まる。それでも、楽団は演奏をやめない。

音楽映画としての気持ちよさと、閉山という現実の重さが最後まで並走します。どちらかに逃げません。

実在のブラスバンドが演奏を担当しており、音の説得力があります。

人物の配置はやや図式的で、恋愛の筋は必要だったか疑問が残ります。

この作品の良さ

  • 演奏場面の高揚
  • 主演の演技
  • 社会批判を避けない姿勢

当サイトの評価

4.0/5.0

炭鉱は閉まる。それでも、楽団は演奏をやめない。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本4.0
映像美4.0
音楽4.7
演技4.4
余韻4.2

世間ではどう評価されているか

IMDb
7.4 /10
上映時間
107
演奏
実在の炭鉱バンド

劇中の演奏は、実在する炭鉱のブラスバンドが担当しています。

1980年代から90年代にかけて進んだ英国の炭鉱閉山を背景としています。

こんな人におすすめ

  • 音楽映画が好きな人
  • 働く人の物語が好きな人
  • 社会的な視点のある作品を探している人

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