ブルー・ムーンBLUE MOON
洋画2025年ドラマ2020年代リンクレイター

ブルー・ムーン

ミュージカルの知識があると、面白さが倍増します。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督
リチャード・リンクレイター
脚本
ロバート・カプロウ
出演
イーサン・ホーク、マーガレット・クアリー、アンドリュー・スコット
製作国
アメリカ・アイルランド
上映時間
100分
公開
2026年(日本)

あらすじ(ネタバレなし)

1943年3月31日、ニューヨーク。ミュージカル『オクラホマ!』の初日公演が大成功を収めています。

しかし作曲家リチャード・ロジャースの長年の相棒だった作詞家ロレンツ・ハートは、その舞台に関わっていません。彼はコンビを解消され、酒に溺れています。

ハートはバーのカウンターに座り、バーテンダーに、若い女性に、そして祝賀会から流れてきた元相棒に、しゃべり続けます。

ここが見どころ

一晩・一場所

ほぼ全編がバーの中です。リンクレイターの会話劇の技術が凝縮されています。

イーサン・ホークの変身

身長を低く見せる工夫や話し方で、実在の人物に寄せています。アカデミー主演男優賞にノミネートされました。

『Blue Moon』

ハートが作詞した名曲。作品の中で、その言葉の意味が変わっていきます。

この映画について:1943年3月31日の夜、バーのカウンターだけで進む。

扱っているのは、「かつて才能を認められた人が、時代に追い抜かれる瞬間」です。相手を祝いながら壊れていく男の一晩です。

リンクレイターは会話だけで映画を作れる稀な監督です。この作品はその技術が最も凝縮された形で出ています。

難点は、アメリカのミュージカル史への知識があるほうが楽しめることです。

この作品の良さ

  • 一晩の会話だけで持たせる構成
  • イーサン・ホークの演技
  • 楽曲の使い方

当サイトの評価

4.1/5.0

1943年3月31日の夜、バーのカウンターだけで進む。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本4.4
映像美4.1
音楽4.4
演技4.8
余韻4.3

世間ではどう評価されているか

ベルリン
銀熊賞 2025年・助演賞
アカデミー賞
ノミネート 主演男優賞
IMDb
7.0 /10

2025年のベルリン国際映画祭で銀熊賞(助演賞)を受賞し、第98回アカデミー賞で主演男優賞にノミネートされました。

作詞家ロレンツ・ハートは実在の人物で、『Blue Moon』『My Funny Valentine』などの作詞で知られます。

こんな人におすすめ

  • 会話劇が好きな人
  • ミュージカル史に関心がある人
  • リンクレイター作品を追いたい人

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