

帰ってきた あぶない刑事
作品の出来より、この企画が成立したこと自体に意味がある一本です。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 監督
- 原廣利
- 出演
- 舘ひろし、柴田恭兵、浅野温子、仲村トオル、土屋太鳳
- 製作国
- 日本
- 公開
- 2024年
- シリーズ
- 1986年開始のシリーズ最新作
あらすじ(ネタバレなし)
警察を退職し、探偵事務所を開いていたタカとユージ。かつて横浜を騒がせた二人も、いまや70代です。
そこへ、かつての同僚から依頼が持ち込まれます。ある事件を追ううちに、二人は再び横浜の裏社会と関わることになりました。
銃を握り、車を走らせ、軽口を叩き合う。年齢を重ねても、二人のやり方は変わっていません。
ここが見どころ
年齢を隠さない
走れば息が上がり、動きも遅い。それを笑いに変えながら、それでも同じことをやるという姿勢が一貫しています。
横浜のロケーション
シリーズを通して横浜が舞台です。街の変化と、変わらない場所の対比が効いています。
二人の掛け合い
38年続けてきたコンビの呼吸。この間合いは、他の俳優には再現できません。
この映画について:38年目。70代の刑事コンビが、また撃ち合う。
映画としての完成度を問う作品ではありません。この二人がまた画面にいる、ということ自体が目的です。物語は定型で、事件の内容もほとんど記憶に残りません。
それでも、この企画が成立したことには意味があります。1986年から続くシリーズが、俳優の高齢化を隠さずに新作を作る。日本の映画・ドラマ史の記録としての価値があります。
アクションは当然ながら控えめで、代役も多用されています。ここを不満に思うのは筋違いでしょう。
シリーズを知らない人には、ほとんど響かない作品です。懐かしさが価値のすべてという点は、正直に書いておきます。
この作品の良さ
- 年齢を隠さずに同じことをやる姿勢
- 38年続いたコンビの掛け合い
- 横浜という舞台の一貫性
- シリーズを継続させた企画の意義
当サイトの評価
38年目。70代の刑事コンビが、また撃ち合う。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 3.3 |
| 映像美 | 3.5 |
| 音楽 | 3.6 |
| 演技 | 3.7 |
| 余韻 | 3.4 |
世間ではどう評価されているか
- シリーズ
- 1986 年開始
- 興行収入
- 16.4 億円
- 公開
- 2024 年
数字は2026年8月時点で確認できたものです。IMDbのスコアや公開中の作品の興行収入は、その後も変動します。
1986年に始まった『あぶない刑事』シリーズの、8年ぶりの新作にあたります。
主演の二人が70代となってからの新作として、公開時に話題になりました。
こんな人におすすめ
- シリーズを知っている人
- 1980年代の日本のドラマが好きな人
- 懐かしさを目的に観られる人
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